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探究アラブのすべて

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6/7(水)探究アラブのすべて 第三弾 探究アラブのすべて #4 2023年6月7日(水) こんにちは! 最近ハッと「受験生だ俺」ときがつきました。 2年間全力を注いで探究アラブに取り組んできて、ずっと逃げてきた大学どうすんの問題ですが、日本の大学を受験したいなと決めました。本当はアメリカや海外の大学に行きたかったのですが、大学院で海外に行こうと思っています。 なので!これからは受験に関するテーマでも少し書きたいなと思っています! ですがまだ今週は初めに作った3つのテーマ制を守ろうと思います。 前回の探究アラブのすべて ではプロジェクトを始めてすぐに発覚・直面した 1.時差問題 2.現地のインターネット環境問題 3.「探究教育」への現地の理解問題 4.顧客の経済的環境問題 5.決済・送金システム問題 6.事業予算問題問題 とまだまだ列挙できますが、代表的な6つの問題を書きました。 中学を卒業して香川県から東京に移住するなりすぐにこれらの問題に直面した僕は、一筋縄ではうまくいかない過程に魅力を感じて探究アラブチームに本格参加しました。 4.探究アラブ 初めての有料コース”TASA”開始 2021.6月にTANQ Arab Academyは初めてのオンライン有料コースTASA TANQ Arab Summer Academyを始めました。 コース内容: 9~14歳向け探究学習コンテンツ配信授業-元素編・宇宙編・算数発明編 5~8歳向け探究学習コンテンツ配信授業-pre宇宙編・pre算数発明編 学習共有コミュニティ-Seesaw(子供向けFacebookのようなもの) 保護者向け配信講座 コース期間: 5ヶ月 コース料金 350ドル(70ドル×5) このような形態で、初めてのオンラインコースをスタートしました。 月収2万円〜3万円ほどが平均のエジプトに対して、月70ドル(今のレートだと9700円/月)の料金帯で挑むことはそう簡単ではありませんでした。 ましてや今の教育の価値観で大きく存在する”試験の点数を上げる勉強”とは全く違うベクトルの学習体験を売っているので、簡単に理解はされません。 被災地や難民キャンプに千羽鶴を届けているようなもの(?)です。(例えが悪いかも。ん?、、ごめんなさい、ズレてますね。) でも僕たちには全く新しい価値観であっても、現地の保護者が耳を傾けてくれるための必殺技がありました。 <必殺技1>Dr.フセインザナティ(父)の現地でのブランド力 父のフセインはこの仕事を始める前から、日本に来て以来ずっと日本とエジプトの教育をつなぐ取り組みを続けてきました。 日本で小学校の英語の先生だったことを最大限に生かして、実際に子どもたちが作ったものをエジプトに届けたり、愛国心をもとにエジプトの教育界に新しい体験を届けてきました。 大臣等に表彰されたり、国際会議に教育のエキスパートとして出たり、イベントを開いたり、メディアに多数出たり。*エジプトの民営TV局がわざわざ北海道まで来て撮ったフセインのドキュメンタリーを撮ったり。(https://www.youtube.com/watch?v=VJGxjW6tFRY)* 日本人女性と結婚しただけで地元の英雄なのですが、国外に出ていくだけでなく、その後も精力的に母国に還元を続けていたことから教育のエキスパートとして尊敬・信頼・支持を得ていました。 なので、全く新しい価値観であっても、現地の人々は「なんだろう?」と興味を持ち、耳を傾けてくれます。 <必殺技2>”from Japan”のブランド力 こちらもブランド力においての最強技ですが、日本の経済成長を見たエジプト・アラブ諸国の人々はまだ日本に対する憧れ・信頼が強くあります。 生々しい話を言うとエジプトでストリートサッカーをしたく道に行くと初めに聞かれるのが「Are you Chinese? Korean?」(現地の子ども:手を合わせてお辞儀する仕草) 「No.I'm from Japan」と答えると「遊ぼうぜ!」となる。嫌な話ですが実際子どももこういった行動をするほどfrom Japanブランドは強いです。 なので、全く新しい価値観であっても、innovative education style “TANQ” from Japan.というと、現地の人々は「なんだろう?」と興味を持ち、耳を傾けてくれます。 なので、教育アカデミーとして一番大事なのは「ブランド力」でいかにBIGに見せるかが大事でした(低予算) この二つの必殺技を使ってなんとか高額オンライン有料コースに入ってもらうべく挑戦していました。 こういう話をすると日本の方によく聞かれるのが、なぜ70ドル/月でやるの?という質問。 現地の貨幣価値に合わせた値段設定をなぜしないのかということです。 これに関しては当初思っていたことは 「ブランド力」が大事というポイントを軸に考えると、経済難のエジプトからどんどん経済成長をしているサウジアラビア・カタール・UAEなどに広げていく時まで、その国々のスタンダードの値段帯をキープしておきたいという思いがありました。 うかつに2000円/月などに下げるのではなく、(本当にエジプトに合わせると1200円/月くらいになってしまいます)アラブで通用する9000円/月を守ろうという判断でした。 当時の僕は、全く新しいこと がいいことで、「理解されるもの」はそこまでのものだ と思っており、理解されるはずもないビジョン、提供の仕方(オンライン)、料金設定で挑戦していました。 「自分が大切にしているポリシーを曲げて無効に譲るのが嫌だ」 みたいな。 いかに”賢く挑むか”が考えられておらず、長期的で建設的なブランド力が大切なのに、火の玉で体当たりしようとしていました。(低予算のひょろひょろで) *今はもう何が賢くて勝つとはなんなのかを学んだので大丈夫です。* 高一の未熟なマインドで父と衝突を繰り返しながら挑んだTASAコースですが、集客結果は40世帯弱ほどの申し込みでした。 オンライン決済につまずいた家庭は現地で集金するからという約束などをして、ゴタゴタで集客を終えました。 到底事業としての売り上げはミジンコですが、高額なのにも関わらず40世帯もの家族が、これこそ新しくて、子どもたちにとって大切な学習体験だということを信じて飛び込んできてくれたことは大きな収穫でした。 ここから、40家族と共に歩んだ5ヶ月間の学びの旅(越境)が始まりました。

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探究アラブのすべて #3 2023年5月17日(水) みなさまおはようございます。 はまどです! 日を跨いでの投稿になってしまいました。本記事は5月17日水曜日分の投稿になります。 よろしくお願いいたします! 今日は水曜日なのでテーマは「探究アラブのすべて」で、第三弾です! 前週の記事では、高校進学・東京移住の出来事について詳しく書きました。 今日の記事では、「探究アラブチームに本格的にジョインした経緯」を書きます。 3.はまど 東京に移住完了し、探究アラブチームに本格的参加 そんなこんなで東京に移り住み、家族全員で合流をし、オンラインの高校に進学しました。 オンライン高校に通う最大のメリットは何と言ったってその「自由度」です。 どこにいても、いつでも 特に僕が選択したコースは通称ネットコースと呼ばれるもので、N予備校というアプリ内に格納されている授業動画を視聴→レポートを提出を1年間繰り返し、学年末にまとめ試験があり、赤点を取らなければ難なく進級 というシステムです。 時間割もなく、授業やレポートいつでもどこにいてもネットさえあれば受けることができます。 このような環境に身を置く決断をし、急に莫大な時間ができました。 その頃探究アラブ事業は試験的に始めたフェーズから、そろそろ本格的に事業として運営していく時期に入っており、初めての有料長期コースを企画していました。メンバーは父のみです。 ですが、一緒の家にいて、日本語ネイティブ、アラビア語が少し理解でき、英語は難なくいける母と、アラビア語で会話することができ、英語中級強程度、日本語ネイティブの僕は同じ家にいて、父の苦労を目の当たりにしていたので、自然と手伝うようになりました。 具体的な役目は 父:アカデミーの学長、メイン講師、コンテンツの翻訳(英→アラビア語)、企画、保護者連絡など 母:コンテンツの翻訳(日→英)、父⇄社内のコミュニケーションの仲介役/言語の壁で意思疎通ができない父⇄社内に認識の齟齬などを生まないための役 はまど:授業配信スタジオの機材担当、配信中の機材操作、アラビア語での合いの手、全体的な企画など 東京で合流してすぐ、必然的にこのような関係ができ始め、手探りの中探究アラブが再スタートしました。同じ家にいて時間があるとこうなります。 一からアカデミーを立ち上げ、海外展開で需要を開拓していくのはウルトラハードモードで、3人でもなおマンパワーが足りないことがわかってきました。 ですが立ち上げすぐで、未知数の市場であるアラブにおいて数字的観測を立てるのが難しく、なかなか予算が降りない現実がありました。 その横で僕はイベントなどに集まってくれてあからさまに好奇心に火がつき子どもたちが国境を越えたオンラインでの学びにワクワクしている姿、段々と新しい教育の価値観に理解を示してくれる保護者の方々を見ながら、僕はまどはすでにプロジェクトに魅了されていました。 どんなに不機嫌でも、夜が遅くても、親との喧嘩に納得しないまま始まった授業でも友人になった子どもたちが集まってくると自然と笑顔になり、自分も楽しんでいました。 プロジェクトをやる上であからさまな弊害もたくさんありました。 いくらでも列挙できますが、主には 1.時差 2.現地のインターネット環境 3.「探究」への現地の理解 4.顧客の経済的環境 5.決済・送金システム 6.事業予算問題 の6つです。少し詳しく説明します。 1.時差問題 エジプト⇄日本の通常時の時差は7時間(5月17日現在はサマータイムのため6時間差)で、 サウジアラビア⇄日本の通常時の時差は6時間 アラブ首長国連邦⇄日本の通常時の時差は5時間 で、イスラムカレンダーで曜日が進んでいるので現地の休日は金曜日・土曜日です。 さらに週で一番大きな礼拝が金曜日の現地時間正午くらいにあります。 つまり授業やオンラインイベントを開催する上で金・土の、正午を避けた、現地の14:00~18:00がゴールデンタイムになります。 (さらに夏になると”暑くて疲れる”からお昼は集中できない などの声も… 無視も使いこなしています) つまりつまり、授業をする上でのゴールデンタイムが早くても日本時間21:00以降 ということになります。 平日クラスを開講するとなったら子どもたちが学校から帰ってきた時間以降になるので、日本時間24:00以降にクラスを組まないといけません。 生活リズムを一変させる習慣になります。 実際僕たちのクラスは現在でも一番早くて21:00~22:30,二つ目のクラスは23:00~24:30という時間にやっています。 家から1時間ほど離れたスタジオに車で家族で向かい、夜中に授業をして、2時や3時に家に帰り、爆睡 というリズムですを余儀なくさせるのが、「1.時差問題」です。 プロジェクトをやる上の弊害 2.現地のインターネット環境問題 これは簡単な話ですが、特にエジプトはインターネット環境が全く整っておらず最悪です。 発言機会を求めて目を輝かせて手を上げた子に当てると、いいところでネットが悪くなり聞き取れず悲しい状況になる。などなど このような事象が起きることがオンライン学習を推し進める上で保護者にとっては弊害となり、受講者数の低迷に結びつきます。 またネット環境とは関係ありませんが、兄弟での受講においてのハウリング問題も多々起きます。 とにかく、どうしようもできないのでしんどいのが「2現地のインターネット環境問題」です。 プロジェクトをやる上の弊害 3.「探究」への現地の理解問題 前の記事にも書いた通りエジプト・アラブ湾岸諸国の初等教育の軸は「試験で点数を取ること」であり、z先生・親・子ども皆が点数に照準を合わせ、暗記ばかりの学習環境になっています。 小学校における進級システムもかなり悪いものになっています。 エジプトにおいては 小学1,2,3,5年時には月次で試験があり、悪い点数を取ると進級に影響します。 また小学校4,6年生時には大きな試験があり、その試験で悪い点数を取ってしまうとさっぱり進級ができないシステムになっています。 このシステムが助長する形となり、我々が大切にしている「子どもたちの好奇心に火がつく体験」に対する保護者の理解はなかなか得られないのが事実です。 その中でも父・Drフセインの知名度やブランド、日本から来たアカデミーだというブランドなどをうまく使いながら浸透を試みており、実際にビジョンや価値観に共感してくれた保護者さんが入ってくれています。 プロジェクトをやる上の弊害 4.顧客の経済的環境 また、僕たちが今まで主戦場としていたエジプトの話になってしまいますが、 エジプトの経済は最悪で、現地通貨であるエジプト・ポンドの価値は急暴落しています。 財政難により政府は外貨の流出を防ぐためにドル決済を規制しています。 このような状況により国民は貧富の差が著しく拡大しており、富裕層と呼ばれる人々は人口の10%。(それでも1000万人以上います) 大半の国民の給料は月収2万円程度です。 僕たちは日本から上陸したアカデミーとしてのブランドを保つため、初めは価格を高く設定しており、月謝は7000円ほどで運営をしてきました。 財政難の大衆の人々こそ、我が子に成り上がってほしい思いが強く、試験の点数に執着している抵抗があります。 そんな中月謝7000円の興味開発学習は受け入れられるのに難があります。 ですがこの価格帯が全く問題ないという層もあります、エジプトの外に目を受けると、サウジアラビアやUAE、カタールなどでは全く問題なくむしろ安すぎる価格帯なのです。 なので、今後の展開やクオリティを考え、価格帯は譲れないのが問題としてあります。 プロジェクトをやる上の弊害 5.決済・送金システム問題 最大の弊害と言って良いのが、この「決済・送金システム問題」です。 またまた基本エジプトの話になってしまいますが、上記のような財政難により、ドル決済が難しくなり、国民が持っているクレジットカードの大半は海外に向けた決済には使用できないということがやっていくうちに発覚してきました。 日本に本社を持つ僕たちのプロジェクトは基本的にオンライン決済サービスでの支払いを顧客に求めており、PayPalという世界最大級のオンライン決済サービスを導入しています。 ですがエジプトからの顧客の半分以上は決済時に「取引が保留になる」「カードが使用不可とでる」などなど問題ばかりで、決済ができないまましょうがなくコースをスタートなどもたくさんありました。 解決策としてはエジプトに支社を構え、現地で法人講座を開設することです。 急激に変わる経済状況や銀行体制などになかなか追いつけず今までの2年では現地口座開設には至ることができていません。 なお、サウジアラビア等のアラブ諸国においてはPaypalはもちろん、ApplePay,GooglePayなどオンライン決済サービスが浸透しており、問題はありません。 プロジェクトをやる上の弊害 6.事業予算問題 最後にのしかかるのが、事業予算問題です。 通常海外展開事業となると莫大な予算と人的リソースをかけて挑むものだと思いますが、そのようにはできないのが事実です。 また上記のような問題がマーケットに蔓延っており、投資しづらさもあったと思います。 結果的に予算は少なく、人的リソースは基本的に僕たち家族3人のみでした。 (問題山積みの中でもブランド拡大のため、3度も現地出張に行かせてくれた会社の皆さんには本当に感謝しかありません) 高校進学をし、右も左もわからぬまま流れに身を任せプロジェクトに参加するとこのような壁にぶち当たりまくりました。 進めば進むほど障害が出てくるゲームのようでした。 ですが、ワクワクが大好きな僕はこのフロンティア感と言いますか、サバイバル感にどっぷり魅力を感じました。 実際にプロジェクト当初から参加者の受講後の表情やフィードバックなどからアラブの学習に改革を起こすことができるプロジェクトをしているという確信はチーム3人ともありました。 家ではずっとプロジェクトの話題です。 こんなに困難山積みなハードゲームだということからわかるように、3人全員が今までやったことがないことにも120%の力で取り組む必要性が出てきました。 そんな経緯で僕(と母)は100%探究アラブプロジェクトにジョインしました。 これが2021年4月 当時高校1年生の頃の話です。 今日はここまでにしておきます。これが「探究アラブチームに本格的にジョインした経緯」です。 探究アラブに関しては書き始めると止まりません(笑) ちょっと疲れていて次のテーマは思いつきませんが、次週はこの”続き”を書きます!😄 読んでいただいてありがとうございます! 次週もお楽しみに!!

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探究アラブのすべて #2 2023年5月10日(水) みなさんこんばんは はまどです! 今日は水曜日なのでテーマは「探究アラブのすべて」で、第二弾です! 前回の記事では”「探究アラブ」とは何なのか” また、“探究アラブプロジェクトの誕生経緯”を書きました。 ということで今日は“はまど東京に移住・探究アラブに本格的に参加” について投稿します!! 2. 2021年春 はまど香川→東京に移住 高校進学 前回の記事で書いた通り、プロジェクトが始動した2021年春までの時点ではまだチームに本格的には参加せず、香川県から”遠隔お手伝い”をしている感覚でした。 僕は大手前高松中学高等学校という中高一貫校に通っていました。 ですが中学3年を終えた時、父・フセインは探究学舎に入社するために東京に出てきており、僕自身も「3年間北海道に単身赴任をしていたフセインと家族3人で暮らしたい」という思いと、「都会に出て、自分の能力を試してみたいな」というなんとなくの思いがあり、中高一貫校を中学修了時でやめ、東京に移住する決断を母としました。 いろんな葛藤をカットして結果を言うと、東京に出てくる際登校型の学校にはいかず、オンラインで通えて高校卒業資格が取れる N高等学校という通信高校に進学しました。 今週の「これまでの歩み」でも書いた通り小さい頃から人と関わって笑顔を見るのが好きな僕にしては「ん?」と言う決断ですが、こう言う決断をしました。 オンライン高校に決めた背景には大きく2点ありました。 1.テスト・受験勉強がまったく得意じゃない もちろん東京に行くと決めた初めの頃は普通の高校に行くつもりでした。 華やかな青春を想像してたし、今まで香川でしっかり刻んできた黒歴史を全てリセットして過去の失敗データを活かして清々しい姿でもう一度挑めるな とも思っていました。 ですが、中学生活で体感した「テスト勉強の苦手さ」 中学一年生時は定期テストで8割9割全教科平均で取れていたものの、中学三年時には平均6割7割まで落ちていました。ノー勉で点数が取れるのは中一までだったからです。 周りにどんどん追い抜かれ、いじられいじられ、周りはみんな頑張れる時には頑張れる奴だったと言うことに気がつき、、、とすっかり苦手意識がついてしまいました。 なので高校受験勉強に対してはすっかりコミットできる自信はありませんでした。 なのですが!! (以下僕が自認している自分のバグっている点を書きます) 当初志望校は 1.都立西高校(偏差値72) 2.都立国際高校(偏差値68)3.国立高校(偏差値70台) の3つでした。 自分の好きなことであればいくらでも熱中できるタイプではあったので、勉強も机にうまく向き合うことができれば、楽しければ、人一倍集中できました。 なのでどこかで「やればできるんじゃないか」「トップの高校に通いたい!!」と言う思いがあり、上記の志望校を掲げ、塾の面談にもいっちゃいました。 こんだけ志望校を豪語しておいて結局逃げる形でオンライン高校に行くのが僕のスタイルです。 (長く書いてしまいました) ですが、ただ受験から逃げるためだけにオンライン高校に進もうと思ったわけではありませんでした。 オンライン高校に決めた理由 2. 自分の能力を示して、人より得意なことに自信を持ちたかった。 中学生活で勉強面や「やらないといけないことを頑張れないこと」に劣等感を感じてしまった僕ですが、 ハーフとして国際経験を小さい頃からしたり、のびのびした環境で育ったこと、家で日常的に多国語・異文化を感じていることから成る独創的な発想力、創造力には自信が薄らとありました。 その自信が少し確信に繋がった経験となったのは、中学校三年生時に学校のプログラムとして参加した全国アイデア大会で優勝したことでした。 興味がある方は以下のリンクで僕の発表を見てください! https://www.enageed.jp/summit-2021-2020 こういうことに少し自信があったので、”TOKYO”に出て、人混み、才能が混み混みの環境で確信に繋げたいな、何者かであることに自信を持ちたいな というモチベーションもありました。 なので、時間があって、海外にいてもどんなチャレンジをしていても、やりたいことが好きなだけできるオンラインの高校に魅力を感じました。 すごく長くなってしまいましたが、この二つが東京移住の際にオンライン高校に進学した理由です。 この時点ではまだ探究アラブはお手伝い感覚で、特に意識もしていませんでした。 ーーーー 前週での投稿の最後と、本投稿の初めに、「探究アラブに本格的にジョインした経緯を書きます!!」と書いていたのですが、書いてみると高校進学・東京移住の出来事で書きたいことがいっぱいありました(笑) 泣きの次回、探究アラブに本格的にジョインした経緯を書きます!! お楽しみに!!

# 5/3(水)探究アラブのすべて 第一弾 みなさまおはようございます はまどです! 記事を書くのは2回目なのでまだ手探りですが、日を追っていくうちにどんどん磨かれていく文章の過程をぜひ楽しんでください! さて、今日は水曜日なのでテーマは「探究アラブのすべて」です。 このテーマでの初めの投稿なのでまず「探究アラブ」とは何なのかを書いてみようと思います。 以下アラブと述べるときは、アラブ(サウジアラビア・アラブ首長国連邦・カタール・オマーン・クウェートなどの湾岸諸国)+アラビア語圏北アフリカ(エジプトなど) と解釈していただきたいです。 「探究アラブ」=「探究」+「アラブ」つまり、探究アラブとは「探究学習」を「アラブ地域に届ける」というプロジェクトです。僕が2年間全力で取り組み、これからも時間を共にするとっても重要になるプロジェクトです。 主にオンラインアカデミーを運営していて、”知識を覚える→試験で点数をとる”が軸の教育がなされ、学ぶことに対して豊かさ・楽しさを感じることがなかなかできないアラビア語圏の子どもたちに、「好奇心に火がつく」「学ぶことが楽しくワクワクする」「知的好奇心が刺激される」ような体験を届けるという目的でコースなどを通して学習機会を創出しています。 生徒はエジプト・サウジアラビア・アラブ首長国連邦・カタール・クウェートといろんな国から集まっており、他に変え難いコミュニティとしての良さも日々育まれています。 親の仕事の影響でやむを得ずエジプトから離れてクウェートに移ったという生徒にとっても、タンキュアラブを通して作った友達や仲間がいることで安心した居場所になっています。 始動から2年間経った探究アラブプロジェクトですが、現在までにオンラインイベントでは約2000人ほどの子どもたちが参加し、2度開催した長期5ヶ月コースには約100世帯の子どもたちが参加してくれました。また現地・エジプトでのイベントも多数開催し、メディアにも多数出るなどアカデミーとしてのブランド確立がだんだんできてきています。 この毎週水曜日に投稿する「探究アラブのすべて」コーナーでは、探究アラブの発足から遡り、事業のこれまで・今をご説明し、これからの構想を吐き出していきたいなと思っています。 皆様がこの挑戦を感じることができ、リアルタイムで進む世界での学習改革にワクワクしていただけるようにご紹介していけたらなと思います。 ではまずは、探究アラブの発足・誕生から。 1. 探究アラブプロジェクト誕生 2020年8月に僕の父(以下 フセイン)が単身赴任していた北海道から、知人に誘われ東京にある「変わった塾」の探究学舎という企業に入社しました。 探究学舎([https://tanqgakusha.jp](https://tanqgakusha.jp/))は受験勉強のための勉強や点数アップを目指した勉強は一切教えず、「好奇心に火がつく」ような授業を主に小中学生向けに展開している塾です。 オンライン教室とオフライン教室が存在し、オフライン教室(東京・三鷹)でなされる授業は子どもたちが好奇心に火がつき熱狂する「熱狂教室」として有名で、情熱大陸などいろんな番組で取り上げられました。 フセインが入社した当時から探究学舎には海外展開事業が存在し、主に英語圏に展開するTANQ Global 事業があったため、フセインはこの事業に尽力することになりました。 そしてその後、「アラビア語でアラブ圏にできるかな?」という代表の一声からもう一つの海外展開事業として、社内で2021年2月に「探究アラブプロジェクト」が誕生しました。 また、アカデミーとしてTANQ Arab Academyと名乗り、探究学舎が独自開発しているオンライン教材を全てアラビア語に翻訳し、トーンやノリや子どもたちの笑いをとる部分をアラブにフィットするようにリバイズしていき、オンラインで無料イベントを始めます。 このとき僕は中学3年生で香川県に母と住んでいました。 当時の僕は特に教育に思い入れがあったわけでもなかったので他人事。ですが、アラビア語が少し話せるという理由で手伝えることはありました。 僕たちの授業配信の形態は以下の画像のような感じです。(*画像付きの記事は記事上にあるボタンから読むことができます) 僕たちの授業では常にMF(メインファシリテーター・メイン講師)とTK(合いの手・配信担当)がいます。TKは合いの手を入れたり、手を挙げている子どもを当てたり、などなどアラビア語で展開される授業を理解していないといけない仕事でした。 という理由でお手伝いの要請を受けて当時中学3年生の頃、住んでいた香川の家から学校帰りにZOOMにアクセスし、アラビア語でTKをやり始めました。 これが、僕が中学3年生の頃に探究アラブプロジェクトに入っきっかけでした。 続く… 次週 “中学校卒業・東京に移住・本格的に探究アラブチームにジョイン” について投稿します!

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